いろいろありすぎて 5 [家族]
「その4」の続きです。
名古屋駅で待ち合わせて、駅近くの喫茶店で相方の話を聞くことに。
長兄がどうした、と聞くとのび太は「謝っているんですけど、なぜおこられるですか…」と消え入りそうな声で事の顛末を話しました。
だーかーらー、口で謝っても、どうして怒られたのか自覚しなくちゃ意味ないし、そもそも怒られるような言動とってるのがわからんのか!
とワタクシ内心イライラです。
イライラな私の斜め向かいで、亀の甲より年の功の兄(12歳上)は非常に冷静。
「Hとの件はね、どっちが正しくてどっちが悪くても、Y君はHのところで働いていて、というか働かせてもらっているんだから、不本意でもHに気に入ってもらえないと生きていけないんだよ。今のY君じゃ、アルバイトでも雇おうという会社はないよ」
「そもそもY君がもう少し日本語が上手だったら、今までのあらゆる問題のほぼ全部、問題にすらなっていなかったんだよ。上海で初めて会った時、日本語を一所懸命頑張るって言ってたよね。あれから3年になるけど、まったく進歩してないのはどうしてかな?確かに外国語をマスターするのは簡単なことじゃないけど、そこにいるまうは中国でちゃんと中国語を話せるようになったからね、Y君に出来ないとは言わせないよ?」
横で聞いていた義姉も
「私とY君はこの家で同じ立場なの解るかな。私もね、まうちゃん達の家族に囲まれていると時として疎外感を感じるし、周りはみんな敵!って思っちゃうこともあるの。でも、それでも私があそこで笑って座っていられるのは、私がちゃんと働いていて、自分ひとりでも食べていけるからなんだよ。今のY君にそれが出来るかな。出来なかったら辛いよね。じゃあY君が笑って皆と一緒にいるためには、どうしたらいいと思う?」
と、いいこと言います。
「で、Y君はどうしたい?」
と聞く兄にのび太は言います。
「前みたい(東京にいた時)に戻りたいんです」
すると義姉が
「それはY君が日本語をマスターすることが前提だね」
とつっこみました。
「その6」へ続く…なかなか終わらないなぁ(--
sirene さん:
「暴力」っていう単語は、中国語で事情を聞いた時も同じようなことを言っていたので、単語の間違いではないようです。残念ながら。
名古屋駅で待ち合わせて、駅近くの喫茶店で相方の話を聞くことに。
長兄がどうした、と聞くとのび太は「謝っているんですけど、なぜおこられるですか…」と消え入りそうな声で事の顛末を話しました。
だーかーらー、口で謝っても、どうして怒られたのか自覚しなくちゃ意味ないし、そもそも怒られるような言動とってるのがわからんのか!
とワタクシ内心イライラです。
イライラな私の斜め向かいで、亀の甲より年の功の兄(12歳上)は非常に冷静。
「Hとの件はね、どっちが正しくてどっちが悪くても、Y君はHのところで働いていて、というか働かせてもらっているんだから、不本意でもHに気に入ってもらえないと生きていけないんだよ。今のY君じゃ、アルバイトでも雇おうという会社はないよ」
「そもそもY君がもう少し日本語が上手だったら、今までのあらゆる問題のほぼ全部、問題にすらなっていなかったんだよ。上海で初めて会った時、日本語を一所懸命頑張るって言ってたよね。あれから3年になるけど、まったく進歩してないのはどうしてかな?確かに外国語をマスターするのは簡単なことじゃないけど、そこにいるまうは中国でちゃんと中国語を話せるようになったからね、Y君に出来ないとは言わせないよ?」
横で聞いていた義姉も
「私とY君はこの家で同じ立場なの解るかな。私もね、まうちゃん達の家族に囲まれていると時として疎外感を感じるし、周りはみんな敵!って思っちゃうこともあるの。でも、それでも私があそこで笑って座っていられるのは、私がちゃんと働いていて、自分ひとりでも食べていけるからなんだよ。今のY君にそれが出来るかな。出来なかったら辛いよね。じゃあY君が笑って皆と一緒にいるためには、どうしたらいいと思う?」
と、いいこと言います。
「で、Y君はどうしたい?」
と聞く兄にのび太は言います。
「前みたい(東京にいた時)に戻りたいんです」
すると義姉が
「それはY君が日本語をマスターすることが前提だね」
とつっこみました。
「その6」へ続く…なかなか終わらないなぁ(--
sirene さん:
「暴力」っていう単語は、中国語で事情を聞いた時も同じようなことを言っていたので、単語の間違いではないようです。残念ながら。
言葉の問題…やっぱり大きい問題なんですね。
日本語や日本の習慣になじめば大きな問題にならなかったかもしれませんもんね。
確かに、旦那さんにとっての理解者はまうさんだけなのはわかります。
まうさんの家族に囲まれて、自分だけ他人だ…って思ってるかもしれないけど、その距離感を埋めるにはやっぱり会話になると思うし、旦那さんの仕事ぶりも大事な要素ですよね。
外国で暮らすには大変な努力と忍耐がいると思います。
でも、まうさんという家族がいるんだから、旦那さんにはまうさんの家族の気持ちを理解してほしいな~
もしこれが全て中国語での出来事だったら旦那さんの気持ちや考えも違ってたんですかね?
by okiraku (2010-12-16 21:43)
毎日 更新 ありがとうございます。
そうですよね お兄さんの言うように 仕事をするのは大変なんですよね
まうさんだって 就職活動が大変だったんだから。。。
by sirene (2010-12-16 22:21)
言語を習得するのは確かに大変ですけど、努力の様子が見られないのは残念なことですよね。
お兄さん、とても冷静ですね。
おっしゃること、全てがもっともです。
雇い主と従業員の間柄ということを、もっと理解してほしいですね。
by 麻能 (2010-12-18 23:58)
全部読ませて頂きました。まうさんもいろいろあったんですね・・・
お母様のおっしゃったことがすべてを言い表していますね。
確かに相手の家族に囲まれて生活するのは大変なことも多いけど、
そこはのび太さんの踏ん張りどころなのではないかな?
お兄さんも義姉さんもとても冷静で
まうさんとのび太さんのことを考えて言ってくれているのが
とてもよく伝わってきます。
まうさんや、まうさんのご家族の気持ちにのび太さんが気づいてくれるといいんだけど。
by ぶりき (2010-12-20 14:50)
まうさん!私より大変な事になってるじゃないですか!
心労でてませんか?
確かに最後の一言は言うべきではないと思います(私は二度ほどいいましたが。)
でも余りにも価値観が違うのを埋めていくのも労力がいります。
我が家もまだ片付いていないので、説得力ないですが( ̄▽ ̄;)
お母様の言葉、説得力あります。何故分かってもらえないんでしょうね。
すいません。長々と
by rinrin (2010-12-21 13:38)
そろそろ その6かな・・と思って待っていますが
もう クリスマス旅行なのかな。。。。
by sirene (2010-12-22 10:00)