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いろいろありすぎて 7 [家族]


「その6」の続きです。

朝、のび太が隣のコンビニの駐車場にいたのを母が見つけ、とりあえず部屋に寝かせることに。しばらくして兄が部屋に行き、いろいろ話をしました。

そこで兄は、

このままではのび太も居づらいであろうということ。それならやはり一度上海に帰って、自分の親に事情を話し、自分の力で日本語と何か一つ日本で通用するような専門を身につけること。でもいつまでも待てないから期限を区切ること(その間で日本語が完璧、とはいかなくても進歩の程度で考える)。その間に「やっぱり上海で生活したい」と思ったり、誰かとご縁があった場合はそれはそれでよい。まうにもそういう可能性はあるからそれは恨みっこなし、ということにしよう。いずれにしても今のまま日本に居ても無駄だ。

というようなことをのび太に言ったようです。兄としてはまず上海に返して、一人で今までの自分を振り返ってほしかったのだそうです。私も異存はありませんでした。ま、ドイツは潰れるけど(--

しばらくしてのび太が部屋から出てきて、今日上海に帰る。今日航空券が買えなかった場合は、どこかビジネスホテルに泊まって飛行機の空席を待つ、と言いました。

少し可哀想だなとは思いましたが、のび太が小さな脳でおそらく必死に考えた結果です。それにここで甘い顔をしたら、またもとの生活に戻ってしまう。止めることはしませんでした。

しばらくして、父がビジネスホテルまで送って行きました。


「その8」に続きます。 事件はまだまだ続きます。


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コメント 2

sirene

遅くなるから・・と言って 家に入れず 駐車場にいたくらいですものね 上海に帰れば・・と言われて もうすぐにでも帰りたくなったのでしょうか。。。。(でも まだ 事件なの??)
by sirene (2010-12-23 21:34) 

すぴかか

上海に帰りたくなった気持ち、わかります。
甘えなんだろうけれど・・・。
一度、帰って考えてみるのもいいと思います。
好きな人と一緒にいられるありがたみ、みたいなものは離れてみないとわからないのかも・・・
by すぴかか (2010-12-24 15:02) 

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